自分が望む仕事を基準にする [資格]

 専門職を希望し転職を考えた彼女は、自分が本当に金融関係の仕事をライフワークとして望んでいるのかどうかを、自分自身に問い直さなければならなくなった。
 そして、もしも、本当にアナリストを望むのであれば、もっと早い時期から綿密にキャリアプランを立て、それを実現すべく、何らかの行動を起こすべきであったと深く反省した。
 敷かれたレールの上を進んで行けば、バラ色の未来が保証されていると考えた自分が甘かったと反省した。
 そして、彼女が出した結論はこうだ。
 「とりあえず、証券アナリストの資格が取れるまで、この会社でがんばってみよう。もしも、資格が取れたら、それを生かせるような部署へ異動してもらうように、アピールしてみよう。それでダメなら、そして、もう少しがんばれそうなら、アメリカの証券アナリスト資格にも挑戦してみよう。資格さえ取っておけば、もっと有利に転職できるだろうし、自分にも自信がつくはずだ」
 会社にも、外の世界のなにものにも振り回されない、確固たる自分というものをつくることが、人生を生き生きと幸せに生きるために欠かせない条件であると、私は考える。
 その確固たる自分をつくる手がかりのひとつが、仕事ではないだろうか。もちろん、それがすべてとは言わないが。
 会社の知名度や一見、楽そうに見える待遇ではなく、自分が本当に望んでいる仕事ができるかどうかという基準で転職先を選ぶことが、重要なのではないだろうか。

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